ものっすごい更新サボリまくって何してたかって、実は校外HRと称した学校行事で2日ほど滋賀の琵琶湖に行っておりました。
や、すいません。ナチュラルにもっともな意見っぽいこと言ったけど、2日は行ってたとしてもそれ以前の日に更新しなかったのはどう考えても理由ありません。
6月15日朝バスに乗り込みみんなで滋賀へ移動。
みんな携帯とか出しまくりのなんでもありでしたが他のクラスは携帯とられたりしたらしい。
どうやらうちの担任が神だっただけのことらしい。
私はとりあえず耳にイヤホンセットして睡眠モード突入。
知らない間に琵琶湖到着。
1日目のプログラムは比叡山延暦寺の坊さんによる法話及び座禅でした。
なんだろ。
ツッコミとして既出すぎることは百も承知の上で言いますけど、うちの学校はミッションスクール、つまりキリスト教なんですよね。
なに、この、まぁ他の宗教も見ときますか〜みたいなこれは、なに。
法話って何するんだろうと思ってたら単に延暦寺の歴史みたいなもんを語るだけでした。
ずっと正座。しんどかったら崩していいよと言われても頑として正座を崩さず。
2,30分くらいでしょうか。
話終わって、まぁ、分かり切ってたことではありますが足しびれて動けない。
ごめんなさい普通に話覚えてません(ぁ
その後なにやら厳かな雰囲気の建物の中で座禅。
建物に入るときになにやらお坊さんが
「入るときは合唱一礼!!」
とか
「合唱一礼しなさーい!!!!」
とか言って最後の方微妙に切れてましたがスルーしちゃった。申し訳ない。
座禅って実際何を目的にしてどうやってやるもんなのかまったく知らなかったのですが、あれはやっぱり修行の一種で自分の罪を懺悔する場なのだそうです。このへんがキリスト教と一緒なとこで、やっぱ人間ってのは生まれながらにして罪を持ってるらしいわ。もう全員なんだし免罪でいいじゃないか。
赤信号みんなで渡れば怖くないよ。
で、暗い部屋で半眼開いて背筋をのばして腹式呼吸する。
その間心は無心が理想。
無我の境地ってのはこれに近いものがあるんでしょうか。
そんで
なんの意味があるのかは知らないけどなんか、板を持った人が歩いてきて背骨と肩胛骨の間を叩かれます。
これが音が案外えぐいもんでして、わりと痛快な音がどんどん聞こえてくるのですよ。
あーこれは多分結構痛いかなと思ったのですが、いざ叩かれてみるとわりと普通に痛いです。
まぁ考えりゃ分かることなんですが木の板で背中をバッコンバッコン叩けば痛いのは当たり前な話なんですが、叩かれるまでの間ずーっと何を見るでもなく聞くでもなくつまるところ五感がすべてお留守になっている状況で背中を叩かれるというのは、つまるところ微妙に気持ちいいわけで。
ここにきてまさかのM気質ですよ。
多分同じ仕組みで放置に放置を重ねた後不意に足で踏んづけられたりしたら気持ちいいんだと思う。
いや、思わないけど。
まぁ座禅30分間の間ずーっと呼吸を数えてるとかそういうことは集中力が著しく欠如している私には当然無理な話で気がつけばすぐに数字など忘れて脳内でいつのまにか以前一度聞いて頭から離れなくなったNeko Mimi Modeが再生されていたり脳内で何故かギルガメッシュとクリード様がダブル高笑いをしていました。
座禅おそろしすぎる。
外が雨ざーざー降りだったので座禅の間濡れたズボンが超絶的にうっとおしかったです。
破ってやろうかと思った。うそだけど。
その後ホテルにて合唱コンクール。
正味賛美歌を全クラスが歌いまくったところでなんのおもしろみもないのですが優勝賞品がハーゲンダッツということでがんばってみる。
まぁまぁよかったと思ったんですが7クラス中4位。
1,2位は百歩譲ってまぁいいとしても3位のクラスが納得いかなすぎる。
普通に音楽にすらなってなかったじゃねーか。
審査員バカじゃねーの。
2日目のプログラムはイカダ作りとドラゴンボートでした。
イカダ作りみんなヒモの結び目ユルス。
水の上に浮かべてしかも乗るってことを考えたらあの緩さは正気の沙汰とは思えないのですがそういうわけで水上にうかべることすらままならず崩壊した班もいくつかありました。かわいそうに。
そんでイカダレースとやらをするわけですが、どう考えてもレースじゃない。
あのー、理解してもらえたらありがたいんですけど、6個の筏がひとつの角をUターンするんですよ。
どう考えても殺到するわけで。
曲がり角とかもう戦場。
「さき行け!あえて外を回れ!」
「曲がるぞ、絶対先曲がるぞ」
「てゆーかもう落とせ、他の班押し返せ!」
「つーか殺せ」
あぁパドルで殴らないで・・・・
その後ドラゴンボートでしたが、「にーんじん! にーんじん!」というかけ声とともにひたすら漕ぐ。漕ぎまくる。
何故にんじんなのかは私にもいまいち分かりません。
私の左に座っていた教育実習の先生の小さなかけ声に、周りにのらないわけにもいかないよなぁ・・・でも完全におれのキャラ外してるよなぁ・・・という心の葛藤が見受けられたことが不憫でなりません。
どう考えてもキャラ外してました。どんまい先生。
以上表プログラムの報告。
以下裏プログラムの報告。
ぇ、裏ってなにか?
なにって、ゲーム大会以外になにがあるんですか。
ていうことで夜は部屋を越えて遊び回ってました!ボーダーレス!
先生の監視の目をかいくぐりお目当ての部屋に侵入。遊び倒す。
このときばかりは学年300人が全員スネークと化します。
部屋と部屋の間とか、ダンボール被って移動します。いや、しないけど。
大乱闘スマッシュブラザーズってのはほんとによくできたゲームでこういうイベントのときは大変な効力を発揮します。
いったいあの夜だけでホテルの中にいくつの大乱闘のディスクがあったんだろうか。
当然ゲームなんてものは禁止であり、見つかったら即没収なので先生が巡回にきたときは驚異的なチームワークで隠します。
多分ドラゴンボートよりも合唱よりもなによりも結束力がためされる瞬間。
A:ドアのところで先生と対話。「なんですかー」みたいな。
B:コードというコードを全て抜き去る。ブチブチ抜く。
C・D:コントローラーをぐるぐるしてベッドの下に投げ込む。これでもかってくらい投げ込む。
E・F:それらのサポート役。案外本体がおいてけぼりくらったりするのでそれもベッドに投げ込みます。あとは落ちてるソフトのパッケージとかを隠します。
まぁ先生だと思ったら他の部屋の住人だったりすることもあってそのときはとんでもないフェイントを食らうのですが実際の危機も数回。
すべて乗り切ります。
ところでうちの担任が神である所以はここにありまして。
部屋は3人部屋なんですけど、私とルームメイトHが隣の部屋で遊んでいたのですが、そのときもうひとりのルームメイトMは部屋でサッカーを見ていたのですよ。
それで、そいつがどっか行くとき使うだろうから部屋の鍵はおいていったんです。
でもMは私がかぎを持ってると思ってたようで、つまるところ3人とも部屋の鍵を持たずに出ちゃった→オートロックにしめだされた。
コ レ は ヤ バ イ
ちょw本気でやべぇww
「今何時だ?」
「2時!」
(:・ω・)むーりー
「どうする!?」
「担任が全部屋の鍵をもっているはずだ」
「でもどう考えても2時に出歩いてるのはおかしい、どう言い訳するんだ」
「忘れものをうんたらとか、おれがなんとかする」
「よし、じゃあ頼むぞ。たしか担任の部屋はここだったな」
ピンポーン←インターホン
「反応ないぞ・・・」
「もうちょっと待て」
しばらく時間が経過、もう一度インターホンをおす
「ちょw起きた音がしたぞ今」
「あぁ、来る!」
ガチャ
担任登場
「あぁ、どうしたん?」
「あのー・・・3人とも鍵持たずに部屋出ちゃって・・・入れないんですけども・・・・」
その言い方は苦しくないか?もうちょっとはじめから言い訳たっぷりに行かなくて大丈夫なのか?
「あぁ、そうか、じゃあこれ使って開けといで、ここで待っとくから返しに来て」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(:゜Д゜)ポカーン
おとがめとか問いつめとか、そういった類のことはまったくなしですか。
なにやってんねんの一言すらない。
「ぁ・・・・はい、じゃあ行ってきます・・・・」
担任の部屋を離れる
「ありえねぇw絶対ありえねぇw今のはありえねぇww」
「うん、ない、あれは、ないわ。」
「まぁなんにしても、神であることに変わりはないな」
「あぁ、違いない」
鍵あけて、鍵返しにいく。
「先生夜遅くにすいませんでしたー、これ鍵です」
「あぁ、じゃあ速く寝ろよー」
パタン←ドア閉まる音
これを神と言わずなんと言おうか。
夜2時に生徒が出歩いていて、しかもそいつらがあろうことか自分の眠りを妨げて「部屋に入れん」などと言っているのになんの問いつめ、愚痴もなし。
やっべw
うちのクラス最高だわww
担任Mに乾杯!!
以上校外HRレポ。
帰りのバスは死体を運んでいるのかと思えるような惨状でした。
みんな寝過ぎ。