いまさらすぎて涙出てきそうですが前記事のとおりほんとに本気でパソコン使ってないので今さらになりましたが、ホワイトデーでした。2週間弱ほど前が。
今更すぎてもう超手短にすませてしまうんですがどうしても書きたかった。
なんでか知らないけどどうしても書きたかった。
だから書く。
あのー、まぁ前述のとおりホワイトデーだったんですけども。
中学生のいつごろかまで、ずっと「女は大変だなぁ、手作りがノーマルだもんなぁ」と思い続けてきましたがそうでないことに気づいた。
「女は楽だよなぁ、とりあえず手作りすればそれなりのプレゼントの形態にはなるもんなぁ」と思考が変化しまして。
まぁ、そんなんだったら男だって作ればいいわけで、ちょうど今年は暇でしたし、一応本命で渡す相手もいたということで、生まれて初めてクッキー作りなんぞしてみました。
大きな声では言えませんがうちの母親は最低限の家庭料理はそつなくこなしますがプラスアルファといえるような「ちょっと気合い入ってるごちそう」、やら「たまにはケーキなんて」といったスキルがまったくありません。
クッキーも例外ではなくうちの母は作ったことがない、つまるところおれにとってクッキーが作れることがデフォルトである「女子」は2月14日周辺には総じてすごい人に見えたわけですよ。
なんだろ、将棋で日本何位、とか、帰国生で英語ぺらぺら、とかと同列に並べてもいいくらいに、いやまぁこれはちょっと言い過ぎか、まぁなんでもいいよ。なんでもいいけどそんくらいすごかったの。お菓子ってすごいの。
まぁとにかくおれにとってクッキー作りがいかに敷居が高いものであったかを読み取ってもらえれば幸いです。
で、まぁ、義理をもらってはうめぇうめぇ言いながら食べていた手作りクッキーなわけですけど、自分で作ったら分かる、てか、よくよく考えたら作らなくても分かるとは思うんですけど、あんなに材料も制作手順も少ないお菓子で、レシピに書いてある分量どおりにやってまずくなるわけがない。
そりゃあ分量や焼き加減で味は変わるでしょうが、明らかにまずい、と言い切れる味になることはそうあることではないと思う。形だって美しくはできないかもしれないけど食べられないような事態になることもまぁ、ないでしょう。
あぁ、後々裏切るのもいやなので今のうちに断っておきますが別にこれは食べられないような悲惨なことになるオチにつながったりしません。ほんとにそこそこの味のクッキーが完成します。
そんなわけで、クッキーが完成しました。
ある程度は自分でも食べました。
焼き加減が微妙だったりはしましたし見た目も当初の予定とはかけ離れた感じになりましたが、まぁ前述どおり材料の配分がそのまま味に現れたような堅実に甘いクッキーができまして、もしゃもしゃ食べてました。
そろそろこの話ほんとにどこにオトそうって感じなんですけども。
なんだろ、単純に「クッキー作った。楽しかった。お菓子作るのって楽しいんだね」ていう話です。
オチません。
全然オチません。
自分で食べ過ぎたりしませんし親父が大事なクッキーを食べちゃったりもしませんし彼女の家に持って行く途中でハート形のでっかいクッキーが割れたりもしません。